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【Hulu公開終了】ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely loud and incredibly close)

2011年 アメリカ 2時間10分


『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』予告編

監督:スティーヴン・ダルドリー

脚本:エリック・ロス

キャスト:トム・ハンクス

     サンドラ・ブロック

     トーマス・ホーン

     マックス・フォン・シドー

     ヴィオラ・デイヴィス

 

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 あらすじ

9.11の同時多発テロで、大好きな父親を失った主人公オスカーは、11歳のアスペルガー症候群を抱える少年。

 

ある日、父親の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。オスカーは、その鍵に父親からのメッセージが託されていると信じ、その1本の鍵にぴったりとはまる鍵穴を探す旅に出る。

 

鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の「ブラック氏」を訪ねてまわるオスカー。

 

いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かな輪となっていく。

 

感想

 見終わった後に「はぁ…。」と、良い意味でため息の出る映画です。

本当に素晴らしい感動映画で、私はめちゃくちゃ泣いてしまいました。

 

あらすじを読むと「旅系?」という印象を受けるかもしれませんが、どちらかというと「家族の絆」「周りの人の繋がり」を感じられる「主人公の成長物語」です。

 

ニューヨークの街に支えられながら、心の傷と向き合い、父の死を受け入れ始めるオスカー。

我が子の様子を、黙って見守ってくれるお母さんの愛。

 

そんなのがぎゅっと胸を締め付けてくれる、素晴らしい作品です。

 

 

そして、主人公オスカー役を演じたトーマス・ホーン、めちゃくちゃ演技が上手い!

さらに驚くべきことに、全くの素人なんです!!

 

アメリカのクイズ番組に参加し、賞金を手にしたトーマス・ホーン君。

そして、たまたまこのクイズ番組を見ていた映画プロデューサーのスコット・ルーディンが彼に興味を持ち、この映画のオスカー役オーディションを勧めたそうです。

 

なにこの映画みたいな話!!!

ノンフィクションとして、ぜひ映画化して欲しいです(笑)。

 

トーマス君ももちろんすごいけど、クイズ番組を見ただけで彼の才能に気づいたスコット・ルーディンさんすごすぎます。

 

とにかく、こんなに感情表現の豊かな子役を見たことがないので、彼の演技に注目して観てみてください。