きみに読む物語(The notebook)
2004年 アメリカ 2時間5分
監督:ニック・カサヴェテス
脚本:ジャン・サルディ
原作:ニコラス・スパークス
キャスト:ライアン・ゴズリング
あらすじ
認知症を患い過去を思い出せない老女と共に、療養施設へ入寮しているデュークは、ノートに書かれたとある恋の物語を彼女に読み聞かせる。
物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックが舞台。
家族でひと夏を過ごすために別荘へやってきた令嬢アリーは、地元の製材所で働く少年ノアから熱烈なアプローチを受け、2人は愛し合うようになる。
しかし、身分違いの恋は許されるはずもなく、2人の恋はアリーの両親によって引き裂かれてしまった。
のちにアリーには婚約者ができ、ノアも新しい恋人を作るが、7年の時を経て彼らは再び巡り会い…。
感想
最強の純愛ストーリーです!
今までいろんな映画を見てきましたが、史上最高のラブストーリーだと思います。
ただ好きな人と一緒にいたい、好きな人を幸せにしたい、この幸せがずっと続けばいいのにという、純粋な愛の気持ちが溢れ出す作品。
こんな情熱的な恋愛なんて人生に1度あればラッキーだと思いますが、人生をかけてその1人の人を一途に愛し続けるなんて、きっとみんな憧れてるはず。
「まぁ映画だしね!」と言ってしまえばそれまでですが、
驚くべきことに実話!!
原作者のニコラス・スパークスの妻の、63年間連れ添った祖父母の実話に基づいた作品なんだそうです。きっとおばあちゃんは世界一の幸せ者ですね!
「結婚はゴールだ」という言葉を聞きますが、この作品が本当のゴールを教えてくれました。
あまり話すとネタバレになっちゃいますが、私のお気に入りのセリフを紹介します。
「私はどこにでもいる平凡な思想の平凡な男だ。平凡な人生を歩み、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。でも1つだけ誰にも負けなかったことがある。命がけである人を愛した。私にはそれで十分だ。」
オープニングで1人の老人が話すセリフです。年老いた時にこんなことを言えるなんて、最高の人生ですよね!
いつか私もこんなことを言ってくれるような男性と結婚したいです♪
女性好みの作品ではありますが、男性に観て欲しい映画です!
「とにかく今日は泣きたい!」って人は、ぜひ観てください。